税理士の仕事とは
2015-01-04
税理士さんって具体的には何をしてる人なの?
こんな質問をされることが度々あります。
税理士の仕事は簡単に言うと「税務の専門家」です。
税理士には次の3つの独占業務が認められています。
・税務代理
・税務書類の作成
・税務相談
法人税や所得税、相続税や贈与税などは申告納税方式といって
納税者が自分で計算して納めなければいけない税金になります。
しかし税法は非常に複雑な法律です。
そして頻繁に改正されるという厄介なものでもあります。
そのため、税法の知識のない一般の方が自分で計算し申告をすることは
現実的には非常に難しく、そこでそのお手伝いをするのが税理士の業務なのです。
上記の独占業務でいうと「税務代理」は納税者に代わり税務署に対して
税金の申告や申請を行うことをいいます。
また、申告後の税務署とのやり取りにも関わります。
税務署からの申告内容の問い合わせや税務調査にも納税者に代わり対応することができます。
「税務書類の作成」とは税務署などに対して提出する税務申告書などの
提出書類などを作成することです。
主なものは確定申告書・中間申告書の作成や決算書・中間決算所の作成などです。
またこれに付随して総勘定元帳・残高試算表の作成なども行います。
そして「税務相談」はそのまま税金に関する相談です。
このように納税者から依頼を受けて、申告の代理や書類作成、税金に関する税務相談の業務を行うのが税理士の仕事となります。
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