融資の流れ

2016-10-26

事業を始める、拡大するにあたっては、どうしても資金が必要ですよね。
そこで今回は、資金準備の一つの方法である、融資のついてお話ししたいと思います。

融資は大きく、公的融資と、民間金融機関による融資に分けることができます。
その違いは、貸出組織が非営利目的か営利目的かにあります。

なかでも公的融資のうち代表的なものとしては、日本政策金融公庫による融資や、制度融資(各都道府県・金融機関・信用保証協会の3者が協力して行うパッケージ商品のようなもの)などがあります。
これらはご存じの方も多いのではないでしょうか。

融資には機関、制度等たくさんの種類があり、メリットデメリットは様々です。下の方でもお話ししますが、条件に合ったものを選ぶことで審査に通過するかどうかにもかかわってきます。

ここで融資の流れについては、大まかに下のようになります。(日本政策金融公庫の場合を例として挙げています。)

① 相談
最寄りの支店の金融相談係へ相談。

② 申込み
創業計画書、決算書、事業計画書、営業状況の資料等を窓口に提出して申し込みをする。

③ 書類の審査・面談
支店内で書類審査が行われ、通過した場合は、面談や訪問予定日についての連絡がある。
面談は提出した書類に基づいて行われる。

④ 結果の通知
面談後、約1週間~10日ほどで、融資の結果の見通しについて、連絡がされる。
この時点では正式な確定ではないが、ここでOKの場合は、ほぼ融資が実行される。

⑤ 融資の実行
融資が正式に通った場合は決定された条件にもとづいて、融資が実行(入金)される。

審査に関して、創業融資では過去の業績等がないので創業計画書が、既業者については計画書に加え、業績、そして先ほど述べた通り状況にあった制度を選んでいるか、が審査が通るかどうかの肝となります。

資金の調達方法の決定は、以降の会社経営において重要な決定事項となりますので、ぜひ慎重に、じっくり考えていただきたいと思います。

当事務所は認定経営革新等支援機関であるため、条件に合えば通常よりも低い利率など有利な条件で融資を受けることも可能です。

また、事業計画書の作成のサポートや、面談の際のアドバイスもさせていただいておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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